イノベーションと日本経済 (岩波新書)
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カスタマーレビュー
評価:
2005-09-12
評価:
2000-12-01
解説チック過ぎる
この本はイノベーションをキーワードにして、日本経済を論じる本である。第1章は日本経済の厳しい現状が挙げられ、第2章はその危機の打開策としてのイノベーションについて理論的に解説している。しかし、途中の日本経済の発展について書かれた章は、ほとんどイノベーションと関係の薄い歴史の読み物であり、単調な文体で読むのが疲れる。アメリカのイノベーションシステムについて書かれている部分は、簡単ながら特徴をつかんでおり、たいへんためになった。しかし、最後の日本のイノベーションシステムをどう変えるかについては、現状が○○というように悪い、変えるべき、と書いてあるだけで、どう変えるかについてはまったく言及がなく、単なる解説本で終わっている。
イノベーションについて学ぶにはいいかもしれないが、少し疑問が残る構成と内容で、少し肩透かしを食らった感じである。(2人中、2人の方が「このレビューは参考になった」と投票しています。)
評価:
日本におけるイノベーションの言及
本書は、戦後日本におけるイノベーションの過程を解説した本である。イノベーションに関する定義を明確にしたうえで日本経済の発展をイノベーションという視点から捉え直しているため、内容を把握しやすい。イノベーションにおける大学の果たす役割についても言及されており、これからのイノベーションについて深く考えさせられる本であると言える。(8人中、1人の方が「このレビューは参考になった」と投票しています。)

