葉桜の季節に君を想うということ (文春文庫)
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カスタマーレビュー
評価:
2008-10-20
評価:
2008-10-09
評価:
2008-09-04
評価:
2008-08-30
評価:
2008-08-27
このやられた感は微妙
本質的に叙述系トリックである今作。
同じく叙述系トリックである他作品、例えば綾辻行人「十角館の殺人(本格叙述トリックとは違うが)」や
我孫子武丸「殺戮に至る病」、殊能将之「ハサミ男」等、最近は多い形態のトリックであるが、この作品は
上に挙げた作品などと比べると、やはりミスリードの仕方がやや強引な印象を受けた。
「やられた」とは思うのだが、どうにも後味が悪い。この辺の感じ方は人それぞれだとは思うが。
主人公の恋心等もとってつけたような感じだし、幾つかの話を伏線的に繋いでいくのだが、そのチョイスも結構微妙。
各パートを分解して切り貼りしてるだけのような印象を受けてしまい、前へ進むのが億劫だった。
ただ、まあこういうのもありかな、とは思うし、ドンデン返し系が好きな人はある程度楽しめると思う。
評価:
確かに賛否両論・・
好みが分かれるでしょうね、これは・・
個人的には×です。このトリック。
トリックというより、汚い騙しに近いです、ここまで来ると。
「このミステリーがすごい!」の04年1位だったので、
期待して読みましたががっかりです。これで1位はあり得ない!
選者の質も落ちましたね・・(3人中、2人の方が「このレビューは参考になった」と投票しています。)
評価:
ミステリー度の質は高いと思います
賛否が分かれるようですね。でも私は、好意的に感じた組です。
語りのミステリーに気持ちよく騙されたいという読み手にはフェアもフェアでしょうし物語としてもジーンときます。サイドストーリーと思えたものが後でぴったりとハマる快感です。
私はむしろこのメインのトリックと同種の仕掛けを、ある戦争ものの作家の某短編で読んだ覚えがあるので、余計に好意的なのかもしれませんが。東野圭吾の長編『ある閉ざされた〜山荘〜』のトリックがOKな方にはこちらも面白く読めるでしょう(その逆も真なり)。
昔、30年以上も前の話ですが、『アクロイド殺人事件』の某文庫の裏表紙に、犯人の名前がほとんど書いてあるようなものだというクラスメイトの批判があって、なるほどと思って聞いたことがあります。同じように、本書の末尾の資料も、カンがいい人と思われる方は読まないほうが無難かと思いました。
(5人中、1人の方が「このレビューは参考になった」と投票しています。)
評価:
生き方指南
トリックが話題となった作品ですが、それ以外の展開や描写も良質。
読み終わったときに得られる満足は高かったです(賛否両論あるようですが)。
主人公の成瀬みたいに生きたいと思いました。(5人中、2人の方が「このレビューは参考になった」と投票しています。)
評価:
「あらら?こりゃやられちゃったな(苦笑)」
これが本作を読んだ直後の私の感想です。
「そんな馬鹿なー」とか「ええっ?」とかではなく、後ろから膝をカックンされたような意外な一本。
ひょっとして、ストーリーが熱い(はず)な割りに物語にどこか落ち着きがあったのは、この為か?
すべてがこの意外性に結びついていたら、これは本当にすごい作品です!
帯に『やられた!の一言につきます。とにかく読んで騙されてください。』とあったんですが、これはまさしくそのとおり!
決して不快な騙され方ではありません!
みなさんもぜひぜひやられてみて下さい。
物語は(おそらくムキムキをイメージするような)主人公のもとに、後輩の知人から探偵の依頼が来たところから始まります。
『父は保険金殺人で殺されたんです』
そこには「宝来クラブ」という謎めいた団体を暴かなければなりません。
そこにもうひとつのストーリー。
宝来クラブによって人生を狂わされたある年配の女性の暗鬱な人生が展開されます。
ひょっこりと出会う素人探偵ものと暗いストーリー。
ラストで「ええっ?」と脱力するような仕掛けが待っています。
いやー、人間ってこんなに思い込みやすい生き物なんですね。わはは。
(6人中、1人の方が「このレビューは参考になった」と投票しています。)
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