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篦棒な人々ー戦後サブカルチャー偉人伝 (河出文庫 た 24-1)

商品情報

篦棒な人々ー戦後サブカルチャー偉人伝 (河出文庫 た 24-1)

篦棒な人々ー戦後サブカルチャー偉人伝 (河出文庫 た 24-1)

カスタマーの評価:5.0/5
  • 著:竹熊 健太郎
検索する >> 竹熊 健太郎
製造・発売:河出書房新社
形態:文庫
総ページ数:360
発売日:2007-12-04
[ 和書 ]
定価:¥ 893
中古品最安値¥ 391 (計 6 件)
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カスタマーレビュー

評価:5/52008-10-01  

インタビューはかくありたい

私よりも一回り以上も若い森見登美彦さんが、ブログで絶賛。それで読んでみたのですが、この本に取り上げられている4人の傑物の活躍をリアルタイムで知っているはずのない年代でも、このインタビューが「本物の迫力」をきちんと伝えているから、その人物の持つ途方もないエネルギーを追体験できるのだと思いました。4人はいずれも、猥雑なエネルギーに満ちた時代の日本を妖しく彩った方々。際物視されてきたサブカル的巨人たちに、深い敬意とひたむきな熱意で対峙した竹熊氏に喝采を!取材は無理、を前提に変則的な書き方で始まる「ダダカン編」でロングインタビューが実現したところでは、思わず「良かった!」と声が出てしまいました。私の手元にある文庫版は川上未映子氏が帯に賛辞を書いていました。この本をちゃんと読み、評価しているということで、私の川上評まで急上昇しています。

評価:5/52008-05-06  

ベラボーに面白い怪著

昭和を代表(?)するサブカルチャーの「怪人」4人へのインタビュー集。
いやあ、面白い!
よくぞここまで突っ込むか、という竹熊健太郎が聞き手だが、
子供の頃、川内康範・文、石原豪人・絵――という「月光仮面」を読んできた者としては
懐かしいやら面白いやら。

それにしてもこの4人、ぶっ飛び方が半端じゃない。
話も、飛びまくりだ。だけど、みんな一本筋が通っている。

篦棒(ベラボー)な人々 とは、よくぞ付けたタイトルである。

(8人中、6人の方が「このレビューは参考になった」と投票しています。)


評価:5/52007-12-24  

実存主義的

康芳夫氏が三浦某を評して「一言でいうと彼は役者じゃない」と。
シロかクロかよりも、商売として使いものになるかどうかという視点。
といっても、重要なのは金ではない。
生に倦んだ自分を、どれだけ楽しませてくれるのか、という。
この人は、暗黒版ルパン三世だと思ったけど、いや、それをいうなら、鏡に映ったもうひとりのルパン、映画版のマモーだ(ルックスも)。
マモーはフィクションだけど、康氏は現実だから、すごい。
 
たまたま本日は聖夜であるが、ダダカン師の純粋さに、心を洗われた。

(16人中、8人の方が「このレビューは参考になった」と投票しています。)


評価:5/52007-12-16  

歴史に残る「偉大なる雑書」──インタビューの醍醐味を堪能

「要するに僕は煽動を楽しんでいる」──こんな科白を引き出すインタビューに、敬意を払わずにおられようか!
これは、“四大奇人”の一人、康芳夫氏のひとことだが、彼の経歴を存分に知悉した上で読むと凄みさえ感じる。
サブカルチャーという言葉は、あまり好きではないのだが、康芳夫氏や川内康範氏がサブカルチャーの旗手だというならば、われらもサブカルチャーの旗の下に馳せ参じよう、と思わずにいられない。──それだけの「煽動」する力が、本書にはある。こんな淡々とした煽動もあるのだと、談話の魔力に引き込まれる。
強面(こわもて)で知られた川内康範氏が、繰り返し著者に名前で語りかける。「竹熊さん」と。──これが、いい!
もちろん、本書の全編に満ちている濃厚な「物語」は、そんじょそこらの三文小説が束になっても太刀打ちできないほどのものだが、それだけならば他で知ることができないものでもない。しかし著者のインタビュー原稿の神髄は、その節々にある。
ずけりと踏み込む、その姿勢は、苦笑しながら構えを解いてゆくという「奇人」の語りのプロセスをくっきりと読み取らせる。このあたりが、本書の最大の魅力だろう。
──それにつけても、たった四人ではもの足りない。ぜひ、続篇をインタビュー&刊行していただきたい。それだけの「人々」がいるだろうし、なにしろもっと、読みたい!

(29人中、27人の方が「このレビューは参考になった」と投票しています。)

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