犯人のいない殺人の夜 (光文社文庫)
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カスタマーレビュー
評価:
2007-10-11
評価:
2007-02-21
評価:
2006-07-19
評価:
2005-05-25
評価:
2004-05-10
傑作揃いの短編集
意図的なのかどうかわかりませんが、この短編集には東野圭吾が初期に得意としていた青春ミステリ的な作品が数多く収められています。彼はその後、その手法を封印したので、彼の初期作品の味わいを求める向きにはこの短編集はぴったりです。特に冒頭の『小さな故意の物語』はタイトルも含めて、青春の儚さを感じさせる傑作だと思います。『踊り子』もかなり切ないです。青春ミステリとは呼べませんが、『エンドレス・ナイト』も悲しくて美しい物語です。
タイトル作の『犯人のいない殺人の夜』は、タイトルがカッコいい割にはいまひとつ内容との関連が薄いのが気になりましたが、内容的には見事な作品です。事件の概要をあからさまに読者に見せておきながら、見事などんでん返しを見せてくれます。詳しくは書けませんが、こういう人を語り手に設定するという技には度肝を抜かれました。
評価:
秀作短編集
1985年〜88年にかけて雑誌に発表された短編7本。
高校を舞台に親友の転落死の謎を描いた「小さな故意の物語」,東京〜大阪間のアリバイ崩し「エンドレス.ナイト」などいずれも粒ぞろいの秀作。
特に「闇の中の二人」での赤ん坊の笑顔や,煙草の煙害で流産したと思い込んだ母の物哀しい復讐劇「白い凶器」のラストの子守唄などホラーの要素たっぷりで,読んでいてゾクッとする。
東野圭吾の作家としての懐の深さ,ストーリーテラーぶりを堪能できる好短編集。
評価:
いくつか読んだ東野圭吾の短編集の中で1番かも。
基本的に、東野圭吾さんの本は長編を選んで読むのですが、この本は、それぞれに面白みがあり、話の展開に意外性があり、どれも最後が気になり、すぐに読めます。(2人中、1人の方が「このレビューは参考になった」と投票しています。)
評価:
さすがです!
ちょっとしたいたずらから大事件が起こる、相手に良かれと思ったことが、思わぬ方向に行ってしまう、殺す気など全くないのに相手を殺してしまう。どれもちょっとひねった一味違うミステリーだ。読みながら、謎解き、犯人捜しをするのもわくわくして面白い。どれも、身近で起こってもおかしくない出来事だから、よけいにのめり込んで読んでしまった。さすが東野さん!!(3人中、1人の方が「このレビューは参考になった」と投票しています。)
評価:
タイトルの意味がよくわかる
犯人はもちろんいます。人が殺されているのだから。でも、犯人を100%憎めない、というところにこのタイトルをつけた意味があるのかなあと思ってしまった。
人の命を奪う、ということはむろん許されないことです、どんなことがあっても。この物語に出てくる犯人たちにしても、もっと他の方法があっただろうになあと、なんだか哀れになってしまいます。
どうやって殺したか、というよりはどうして殺したか、という人間心理の動きを楽しむ小説だと思います。(5人中、1人の方が「このレビューは参考になった」と投票しています。)
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