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ネパールに生きる―揺れる王国の人びと

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ネパールに生きる―揺れる王国の人びと

ネパールに生きる―揺れる王国の人びと

カスタマーの評価:5.0/5
  • 著:八木澤 高明
検索する >> 八木澤 高明
製造・発売:新泉社
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形態:単行本
総ページ数:286
発売日:2004-12-15
[ 和書 ]
定価:¥ 2,415
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カスタマーレビュー

評価:5/52005-04-10  

ネパールの現実が伝わる

美しいヒマラヤの山々を望む山村集落が点在する素朴な国、それがネパールの印象だった。しかし、この本はそれだけではないネパールの現実を、フォトルポライターの目を通してきちんと伝えてくれる。

 筆者は大学時代に初めてネパールを訪れた時から、ネパールに惹かれ、ネパール人と結婚してネパールに溶け込んでいる。それと軌を一にするように、ネパールではマオイスト(ネパール共産党毛沢東主義派)が勢いを増すようになり、古くからの王制や貧困の解消やカースト制度の撤廃を掲げて、政府との衝突が激しくなり、若者の中には人民兵士として活動する者も多くなっている。

 どうしようもないような貧困やカースト制度による差別、交通機関など発達しようがない山岳地帯の村、人々が集積するカトマンズの混乱・・・。これからのネパールがどこへ向かおうとしているのか、特に子どもを含む若者たちが、この国に何を求め、どんな国を期待しているのかを考えさせられ、様々な混沌を抱えて動き出しているネパールの現実が的確に伝わってくる本である。

(13人中、11人の方が「このレビューは参考になった」と投票しています。)

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