絵はがきにされた少年
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カスタマーの評価:
製造・発売:集英社
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形態:単行本
総ページ数:258
発売日:2005-11
[ 和書 ]
定価:¥ 1,680
中古品最安値:¥ 118 (計 18 件)
Amazon価格:¥ 1,680 (16 pt)
通常24時間以内に発送
- 著:藤原 章生
製造・発売:集英社
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カスタマーレビュー
評価:
2008-10-26
評価:
2008-07-02
評価:
2007-11-20
評価:
2007-02-21
評価:
2006-07-30
深遠なテーマをエッセイ風に読みやすく書いた名著
この本は、開高健ノンフィクション賞を受賞した本で、アフリカに特派員として5年半滞在した記者の書いたエッセイのような本だ。勿論、取材に基づいているという意味ではノンフィクションなのだろうが、それよりも、著者の経験を通じて、読者に何かを感じさせるエッセイという方が近いような気がする。
私は、今までもアフリカに関する本や映画を比較的よく見てきたつもりでいたが、この本は今まで持っていたアフリカに対する私の印象を覆してくれた。それは、私がこれまで読んだ情報は「アメリカをはじめとする先進国」側の視点に立って発信されたものだったからで、この本は「アフリカにすむアフリカ人」の視点を伝えようと工夫しているものだからだ。特に、冒頭の、ピュリッツァー賞を受賞した写真(うずくまる痩せた黒人の少女をハゲワシが見つめている)が、アメリカやその他の先進国で受け取られた意味とは全く違う状況で撮られたものだったという事実は圧倒的だった。「貧しい、飢えるアフリカ」「搾取されるアフリカ人」というイメージに合った写真を求める新聞社やニュース。そして、読者も無意識にそれを求めている。でも、アフリカはそれだけの国ではないのだ。
久々に出会った、ずっと手元に置いておきたい本。根幹にあるテーマは重いけれど、エッセイ風で読みやすく、色々なことを考えさせてくれる。沢山の人に読んで欲しいです。(1人中、1人の方が「このレビューは参考になった」と投票しています。)
評価:
いいんだけど
エッセーとしては、とても興味深いものだと思います。
しかし、ノンフィクションというのは、エッセーとは違った形で「本」を一冊書くものだと思います。
エッセー集と考えれば優れていますが、「これを賞まで受賞したノンフィクション作品」と言い切れるのかどうかというと、はなはだ疑問が残るところだと思います。
評価:
やっぱ世の中……深淵。
同じ問題や事実でも人によっていろんな感じ方があるってことや、
いろんな「生き方観」があるってことを、
数々のエピソードから強く感じさせられた。
うちは読み終わって一種の「しんみり」を感じたけど、
人によっていろんな違った印象が残る本と思う。
ぁぁぁ。。
世の中、
考えたいことや考えなきゃいけないことや
考えてもどうにも出来ない(ようででも実は出来るんであろう)こと
(だからどうにかしたいのに相手が大きすぎちゃって踏み出せないこと)
が多すぎる。
ということを思い出してしまった。
(2人中、2人の方が「このレビューは参考になった」と投票しています。)
評価:
南部アフリカの人、一人ひとりの考えが伝わる
南アフリカ共和国、レソト、スワジランド、ルワンダ、アンゴラ…、広大な南部アフリカ地域を自らの足で歩き、一人ひとりの生きた声を拾い、現代史に位置づけ、J・M・クッツェーの小説に照らす等、新鮮な視点を提示してくれる秀作。
私などには皆同じ顔に見えてしまう南部アフリカの人びとにも、当たり前だが一人ひとりの人生観があるのだということを知らせてくれたのは、この上なく貴重なことと思う。
たとえお金と暇があっても、日本人や欧米人のように地球のあちこちを見て歩くことはしないだろう。それよりも家族や友人とうまい物を食べ、話をしているほうがいい。すぐそこにいる友人が何を考えているかさえ分からないのだから。我々はどだいが知りたがり屋ではない、と語る老教師、カベディ・タキジさん。
我々は鎖につながれて行ったのではない。あなたの国のようないい待遇ではないかもしれないが、働く、仕事を持てることがこんなに幸せなことだったのかとわかった。自分の人生で、チームリーダーになれたときほど嬉しいことはなかった。奴隷なんかじゃありません、と言う元鉱夫、モラオア・マタディさん。
いずれに対しても、先進国の物差しで反論や揶揄することは簡単かもしれません。でも私はもっと彼らの話を聞きたいと思いました。これまであまりにも聞いてこなかった、聴く努力を怠ってきたと感じます。(8人中、7人の方が「このレビューは参考になった」と投票しています。)
評価:
読者のアフリカへの想像力が試される
読者の多くは、アフリカ長期滞在経験はないだろう。 そんな読者が満ち足りた日本から見て、アフリカをどう考えるのか? 筆者が幼い頃難民への援助にキーホルダーを買わされそうになった?時のような後ろぐらい気分を心のどこかに抱えたまま「恵まれない」アフリカの人たちにこの本の中で接していくうち、「豊かさ」を追い続けながらも「恵まれない」とは我々の方ではないかと思えてくる。「エ・ア・ビーダ(これも人生だ)」の一言に勇気付けられる読者も多いのではなかろうか。(3人中、1人の方が「このレビューは参考になった」と投票しています。)
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