海獣の子供 3 (3) (IKKI COMIX)
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製造・発売:小学館
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形態:コミック
発売日:2008-07-30
[ 和書 ]
定価:¥ 750
中古品最安値:¥ 860 (計 3 件)
Amazon価格:¥ 750
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- 著:五十嵐 大介
製造・発売:小学館
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カスタマーレビュー
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2008-08-23
評価:
2008-08-13
評価:
2008-08-07
評価:
2008-08-02
評価:
2008-08-01
21世紀の『海のトリトン』
待望の3巻にして謎は深まり、時間軸は錯綜する。1、2巻である程度は物語の方向を
示唆してあるので3巻目ではさらなる布石が散りばめられた。「うみ」と「そら」を
中心にしながらも群像劇になりそうな予感がしてますます味わい深く詩情に溢れる
言葉に感嘆する。
しかして、ふと思い至ったのが「これって、手塚の”海のトリトン”じゃん!?」と
「うみ」と「そら」はさながらトリトンと人魚のビビ!
いずれも海に人間の起源と未来を同時に見る物語である。活劇としての「トリトン」に
対して博物学的展開の伝奇ものになっている「海獣の子供」。。。そしていずれも
「海を畏れること」が主題である
山下和美の「不思議な少年」が”火の鳥”であるように、静かながら確かに手塚の
後継者たちが育っている。4巻が楽しみ!(1人中、1人の方が「このレビューは参考になった」と投票しています。)
評価:
眼
ヒトの眼。クジラの眼。
大きさは違えど、そこに宿る光は似ている。
ブラックマンタの腹に浮き出た2つの神の(?)眼。
海の眼、空の眼、琉花の眼。
五十嵐大介の描く「眼」は強く、なみなみと感情、意志、あるいは何かをみなぎらせている。
まるで溢れる海原みたいに。
評価:
恐ろしい世界へ!
とにかく、怖かった!
話は佳境に差し掛かり、登場人物が巡り会った理由も明らかになってきましたが、日常とは全く異なる未知の世界が描かれているので、「こんなこと、描いていいのだろうか?」とドキドキするような怖さを感じる三巻です。
作家とは、「自分の世界」を描き出すのが仕事ではありますが、
五十嵐大介という作者の描く、「自分の世界」はあまりに奥が深く、読んでいて、「よくここまで描けるなあ・・・」と他人事ながら心配になるほど。
「魔女」を読んだ時にもそう感じましたが、「海獣の子供」は話が進むほどどんどん奥の深い、未知の世界が描き出され、勝負をかけ描いているのだろうなあと思いました。
果たしてここまで踏み込んでいった未知の世界、読者が納得いく結末をつけることができるのだろうか?・・・
この先を読むのが、怖いような楽しみのような読後感を味わった三巻でした。(6人中、4人の方が「このレビューは参考になった」と投票しています。)
評価:
海の呼び声が聞こえる・・・。雰囲気豊かな絵の数々に魅せられます
ブラックマンタが悠々と泳ぐ姿。マッコウクジラがダイオウイカを襲うひとコマ。オキゴンドウの群れが、歯を鳴らしながら海を行く様子。そうした絵の数々が、海のざわめきや静けさ、限りない大きさを感じさせてくれますね。果てしなき未知の大自然、その奥深きふところに抱かれている気がして、気持ちがすーっと静まりました。
「海(うみ)」と「空(そら)」のふたりの少年は、一体、どこから来たのか。彼らは何者なのか。そして、これから彼らはどこへ行くのか。彼らの謎を追い求めるうちに、いつしか物語は、我々人類の、さらには生命全体の源(みなもと)へと結ばれていく。そうした雄大、深遠なテーマを、まるで自分も海の中を回遊している気持ちに駆られる絵にのせて紡ぎ、豊かに織り上げてゆく五十嵐大介の絵。相変わらず、この人の絵は雰囲気があって素敵だなあ。魅了されました。
『月刊IKKI』 2007年9月号〜2008年3月号、5月号〜6月号に掲載された話を収録。
第十七話「黒潮」〜第十八話「沖つ海(おきつうみ)」〜第十九話「蜃気楼(ミラージュ)」〜第二十話「ジュゴン」〜第二十一話「ゴンドワナ」〜第二十二話「波の皺(しわ)」〜第二十三話「罠(わな)」〜第二十四話「内臓」〜第二十五話「海境(うなさか)」の、全九話。(12人中、10人の方が「このレビューは参考になった」と投票しています。)
評価:
彼らは何処へ向かうのか?辿り着いた先には何があるのか?
琉花の目の前で消えてしまった空―。
ショックから立ち直れない琉花だったが、体内の隕石に導かれるようにアングラード達と大海原へ飛び出して行く。
空と海は何処から来たのか?彼らは何者なのか?
琉花は鯨の群れと泳ぐうちに、空と海、ジムとアングラードの過去を垣間見る。そして、彼女の身にも異変が…。
衝撃の前巻ラストから約1年。まだかまだかと新刊が出るのを待ちわびてました。
今回はこれまで以上に自然の神秘や登場人物の内面が掘り下げて描かれています。
『魔女』で描かれたような理屈では説明できない観念世界にぐいぐい引き込まれます。読み手であるこちらまで闇に飲み込まれてしまいそうです。
琉花がだんだん人間離れしてきて、海たちと近い存在になりつつありますね。
琉花の母・加奈子さんも不思議な力を秘めてそう。今後の活躍に期待大です。
この巻ではジム、アングラードと海たちの出会いが描かれています。
この頃の海と空は野生の獣そのもの。なかなかジム達に心を開きません。しかし、アングラードは彼らの世界の片鱗に触れ本能的に彼らを理解していく。
アングやオリガさん(裏表紙のお方)が宇宙的視野と感覚で物事を捉えるのに対し、ジムはいささかそういった感性に欠けているように見えます。
そのせいか子供達の内面も今一つ見て取れない様です。
悪い人ではないのだが研究者としての冷徹さも持ち合わせており、海たちの事も所詮研究材料としか見てないのか否か微妙です。
肝心の海たちの出自については、まだまだ謎だらけです。
伏線はたくさん張られてますが、この巻は特に抽象的な表現が多いので読む人によっては難しく感じるかもしれません。
またまた、いい場面で終わってます。琉花、どうかご無事で…。続きは来年までお預けです(泣)
(11人中、10人の方が「このレビューは参考になった」と投票しています。)
