RURIKO
商品情報
カスタマーの評価:
著:林 真理子
製造・発売:角川グループパブリッシング
このカテゴリから 角川グループパブリッシング の製品を検索する
形態:単行本
総ページ数:328
発売日:2008-05-30
[ 和書 ]
定価:¥ 1,575
中古品最安値:¥ 550 (計 16 件)
Amazon価格:¥ 1,575
通常24時間以内に発送
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カスタマーレビュー
評価:
2008-06-29
評価:
2008-06-22
評価:
2008-06-14
評価:
2008-06-13
評価:
2008-06-06
それでも売れるんだ
買おうかどうかかなり迷った一冊。
林真理子は「ルンルン〜」の頃は好きだったがもう久しく読んでいない。
最近のレビューみても酷評多いし最後によんだ一冊もあまりよくなかった記憶がある。
が しかしかなりな勢いで売れている。
結果、書店の平積みでみた『浅丘ルリ子』のあの目が忘れられず購入してしまった。
文体、文章は語るのもつらいくらい凡庸。
週刊誌のゴシップ記事の丁寧な集大成の感あり。
作者の個性を押えた?のはこれは敢えてか。
けれども登場人物が贅沢でいずれ劣らぬ大物ぞろいのため
当時を知る人にはスターたちの既存のイメージで読ませてしまうのは確か。
秋山庄太郎のイケてるカバー写真をもってきた、作者の力量とは無縁の販売戦略の勝利。
(33人中、25人の方が「このレビューは参考になった」と投票しています。)
評価:
旭と裕次郎の間で
「想い出すってのは忘れていたからだろう。俺は忘れない。だから想い出すこともない」。
町を去っていく旭を、叶わぬ再会を心に秘めて見送る姿(実は、次回の映画では場所も名前
も変わって再会してるのですが)、脚から靴が脱ぎ捨てられたのにもかかわらず「男には忘
れられないことがある。それが済むまで、俺はきみを抱くことさえできない...」と裕次郎が
つぶやく。
旭と裕次郎への想い、ああそうだったにかぁ...と納得してしまいました。
『憎いあンちくしょう』(監督蔵原惟繕)を、昨夜見直して浅丘ルリ子の魅力にすっかり
参ってしまいました。(6人中、1人の方が「このレビューは参考になった」と投票しています。)
評価:
世にも優れた女と書いて、女優。
今年になって、松田優作、ショーケンと大スターに纏わる凄ぶる面白さを持つルポルタージュや自叙伝に出会えて嬉しいのだけれど、今度は浅丘ルリ子である。これは、浅丘を綿密にリサーチしながら書き上げた林真理子による、“事実に基づいたフィクション”。満州国官吏であった父のもとで幼少期を過ごした満州時代、当時満映の影の支配者として君臨していたあの甘粕正彦から、僅か4歳にしてその美貌ぶりから将来を嘱望されたというエピソードからして、十分神話的で一気に読み切った。以下、日活のオーデションに受かり、調布撮影所に16歳で“入学”、以来映画スターとして、10年で100本!ものプログラム・ピクチャーにヒロインとして出演した彼女の、女優としての軌跡と石原裕次郎や小林旭への思慕や愛が綴られる。過分にゴシップ調な部分もあるが、当時の大スターたちの明け透けな恋愛感覚と意外な貞操観念が窺えて面白い。銀幕のスターと言えども所詮は女性、社会通念としての男性中心主義であった時代での“添え物”扱いは痛切だし、ヌーヴェル・ヴァーグの波押し寄せる頃、監督の蔵原惟膳が彼女に贈った賛辞は、いかにもと思わせる。
浅丘だけでなく、裕次郎や旭。新興映画会社として、ニューアクションや青春文芸路線で若者たちを虜にしていた日活の黄金時代を支えた彼ら、60年代高度経済成長を迎え、娯楽の王道がテレビに取って代わられ凋落の途をたどる斜陽期の日本映画界を生きた者たちの奮闘ぶりと苦悩も描かれているし、浅丘が愛したふたりのスターを巡っての美空ひばりや北原三枝との逸話も印象的。スクリーンのイメージそのままに、理知的で侠気ある浅丘、彼女のファンならずとも、映画ファンは一読の価値あり。(45人中、35人の方が「このレビューは参考になった」と投票しています。)
評価:
透明感のあるドラマ
戦中、戦後の混乱期、さらに高度成長期の「昭和」を、銀幕のスターたちを通して生き生きと描いた作品。
モノクロのフィルムがカタカタと静かに流れ、徐々にカラーとなり、読み終えた後にはキラキラと輝くかのような、おしゃれで透明感のあるドラマが展開される。
心地よいリズム感のある小説でオススメです。(9人中、2人の方が「このレビューは参考になった」と投票しています。)
評価:
『天命 女優をひきうけた女−浅丘ルリ子』(RURIKO)
著者 林真理子氏が 浅丘ルリ子の本名、浅井信子の視点で描ききった戦後の映画界、特に日活の果たした役割を淡々と描いているのが印象に残る。
きわめて具体的。信子がRURIKOになっていく。魅力ある大女優になっていく過程を探るのは楽しい冒険である。
映画からテレビへ。変遷していく時代背景の中で 登場する芸能界の諸氏達は 我ら庶民が知っている芸人たち。人間くさく生々しく描かれている。
かの小林信彦の『おかしな男−渥美清』をはじめとする芸能界の内幕を描く作品群を思い出す。 本作は、浅丘ルリ子をとおして 日本の映画界の内幕を語ってくれる作品だ。小林信彦の仕事と一致しているというべきか。
淡々と語られる内容は我らにとってはアット驚く内容であることが多い。実に、生々しい。
「こんなに具体的でいいの?」
幼い俳優の浅丘ルリ子が、ある時点から最高に魅力ある女優に変身した瞬間をぼくは知っている。。
満映の甘粕正彦(大杉栄と伊藤野枝と甥を、関東大震災中に殺害)が天才女優になると確信し支えた。バンコックへ。終戦。約束通り、信子を映画界にいれた父。子役から大人のスターへ変貌していく信子。日本で最も魅惑的な女優へ熟していく。彼女をとりまく人たちの波瀾万丈の生き様の面白いこと この上なし。
『男はつらいよシリーズ』で寅さんの相手役ぼくにとってはルリ子が演じた「リリー」しかいない。
天があたえし才能は 「天才」というより「天災」かもしれない。
それを 淡々と引きうけてゆく信子。
同時代を生きてきた者たちにとって 自己が生きた時代をふり返らせる。
浅丘ルリ子は妖艶をこえた女優なり。
女優を運命として引きうけて生きつづけているRURIKOは偉大なり。
同時代を生きている者たち 必読の書。
※著者は 最後に、「本書は著者の取材に基づいて、実在の人物をモデルに書かれたフィクションです。」と注釈をつけているのも好感がもてる。
装丁立派。某有名写真家が撮った表紙の写真 ああすごい。見事!
『超別格 女優』RURIKOをつくる状況を天は準備し、われらの時代に生きている。天命の意を納得。(32人中、21人の方が「このレビューは参考になった」と投票しています。)
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