きみの友だち (新潮文庫 し 43-12)
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製造・発売:新潮社
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形態:文庫
総ページ数:436
発売日:2008-06-30
[ 和書 ]
定価:¥ 620
中古品最安値:¥ 300 (計 4 件)
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- 著:重松 清
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カスタマーレビュー
評価:
2008-09-21
評価:
2008-09-01
評価:
2008-08-22
評価:
2008-08-13
評価:
2008-08-08
色々な友達の定義
僕はこの本を買って、読み始めたが1章が入り込みにくく、数ページ読んではやめてを繰り返す事3か月、読む者が無くなって仕方なく読み進めたら、やっと世界に入り込めた。
でも一度入り込むと、一気に数時間で読み終えた。色々な立ち位置の子供たちがそれぞれの青春を生きているお話。それぞれ短編として完結しているお話でありながら、続きものとしても楽しめる。
文庫本には作者による作品誕生秘話が書かれているあとがきが付いていて、それを含めて作品だと思うので、読むなら文庫版の方がお勧めです。(1人中、1人の方が「このレビューは参考になった」と投票しています。)
評価:
由香ちゃんがいじらしくて
泣きましたね。初っパナの「あいあい傘」が強力でした。2話以降は、由香ちゃんの仕草・セリフひとつひとつを心待ちにし、惹きつけられまくりでした。クールな恵美ちゃんが、友だちと認め、あれだけ一生懸命になるのも、分かる、ほんとに説得力抜群だと思います。とにかく、切ない。小説を読むことの醍醐味ってこういう感じかなあ。・・・ただ、最後の章については、賛否が分かれる、という気もします。私は、作者の優しさ・思い入れの現われというふうには評価しますが、好みとしては「無いほうが」に一票。ともあれ、めったに出会えない大傑作と思います。(だけど重松作品に限っては、こういう超ハイレベルが幾つかあるからすごいなあ。)
評価:
こぼれても こぼれても
どうしてこんなに 涙がでるのだろう
昨日 読んだばかりの1冊なのに
今日も手に取り そして 昨日より
たくさんの 涙が 溢れる
10代は もう遠く離れてしまったのに
遠く離れてしまったから 流れるのかもしれない
もう 二度と会えなくなった あの日々を想い
もう 二度と会えなくなった あの人たちを想うから
言えなかったこと できなかったことが
小骨のように 胸にささっている
後悔と 懺悔と 甘美な思い出
忘れていた その痛みを 思い出し
心が 赤く 熱い 涙を流す
評価:
知り合い?友達?親友?それとも・・・
単純な二元論は好きではないのだけれど「大勢の友達と一人の親友どちらが欲しい?」という質問に答えるならば,私は一人の親友と答える(言わずもがな,親友がいて,その上で大勢の友達がいるにこしたことはないのだけれど・・・).
知り合い,友達,親友.これらに明確な境界はない.特に親友は難しい.言いたいことを言えるのが親友,という意見もあれば,親友だからこそ相手を大切に思いやり,関係が壊れないように言葉を選ぶという考え方もあるだろう.
また,親友を作るのは年少の方が容易だ.年を重ねるごとにプライド,異性,周囲の目など様々な阻害要因が多くなり,作るのが困難になる.私も今後仲の良い友達は兎も角,親友はもう出来ないだろうと考えている.
混沌としたレビューになってしまったが私の言いたいことは「多くの人にこの本を読んでもらいたい」つまりはそういう事だ.
評価:
「友だち」を作るには・・・
思春期の「友だち」を扱った連作短編集です。
10編目の最後の短編「きみの友だち」は、ヒロイン恵美の結婚式のシーンです。
ここに集うのは、ヒロインと何らかの関係のあった人たちです。
この中に「友だち」はいるのでしょうか?
ところで、「友だち」って何でしょうか?
一般的に言えば、ここに集まった人たちの中で「友だち」と言えるのは、死んでしまって写真での参加になった由香くらいでしょう。
この短編集の中には、様々な「友だち」らしきものが出てきます。そして、その裏返しとしての仲間はずれも出てきます。
衆を頼む関係や、敵を作りたくない八方美人もいます。
そうした中で、ヒロインの恵美は孤高を保ちます。由香との関係だけをしっかりと確立して行きます。彼女の言動からすると、あたかも「親友」と言えるレベルまで関係を高めるべく努力している感じがします。それは、彼女が、「友だち」とか「親友」という言葉を安易に使うのをいやがることからも解ります。ただ、その人その人によって、定義は違って良いのだと言う風にも考えているようです。
ラストの結婚式に招待した人たちの大半の人が、彼女の思春期の一時期に交差した人たちです。でも、そうした僅かな接点であっても、その時期によっては重要な関係を持つことになります。つまり、「友だち」関係に期間は関係ないと言うことでしょう。逆に言えば、いくら長く集っていても、薄い関係は「友だち」とは言えないと言うことでしょう。
現代社会にあっては、互いが競争関係にあり、この本のブンとモトのような関係はなかなか作りにくいし、長続きさせることも難しいかも知れません。
でも、ちょっとした考え方や気の使い方で、「友だち」と言える良い関係が作り得ますよと言っているようです。
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