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荊[いばら]の城 下 (創元推理文庫)

商品情報

荊[いばら]の城 下 (創元推理文庫)

荊[いばら]の城 下 (創元推理文庫)aws

カスタマーの評価:3.5/5
  • 著:サラ・ウォーターズ
  • 翻訳:中村 有希
検索する >> サラ・ウォーターズ
製造・発売:東京創元社
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形態:文庫
総ページ数:420
発売日:2004-04-22
[ 和書 ]
定価:¥ 987
中古品最安値¥ 1 (計 14 件)
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カスタマーレビュー

評価:5/52007-03-05  

「名作劇場」

 
 運命の流転、というまさに物語的なテーマを
ミステリータッチに描ききった本作、

「オリバーツイスト」や「クリスマスキャロル」や
子供の頃読んだ「巌窟王」などの名作の空気がある。
 
 そう書くとまさしく時代設定の勝利か?と思えなくもないが、
作者の、この時代の空気感を創る力は当代随一。
その空気の重厚さに思わず引き込まれる。新作を期待したい作家だ。

 霧のロンドン、不幸な子供、深窓の令嬢、スリ・・・。
そんな世界にどっぷりはまれます。過去のロンドンに行ってみたい方、ぜひご一読を。
著者の「半身」P・コーンウェルの「真相」(上下)も
ビクトリア朝に行ってみたい方におすすめです。

(2人中、2人の方が「このレビューは参考になった」と投票しています。)


評価:2/52005-06-30  

万人にとって面白いとは限らない

前年の「半身」でこりてはいたのだが、2005年度版のこのミス1位ということで、話の種に読んでみた。
「半身」よりは読みやすく、文章のうまさは感じたが、正直、これがミステリーの1位?という印象を受けた。
作品の中盤(上巻の後半)にかけて、一応の盛り上がりはあるのだが、下巻にはいると一気にペースダウンする。作品の展開についてもラストこそ予想がつかない(というより、よいラストとはいえない)ものの、起きうる事柄についてはある程度予測がついてしまい、下巻では、(かなりゆっくりと、しつこいくらいに)種明かしをされるという印象を受けた。
「半身」のレビューにも書いたが、このミス1位だから万人にとって面白いとは限らない。残念ながら、少なくとも私の好みにはあわなかったようである

(27人中、19人の方が「このレビューは参考になった」と投票しています。)


評価:4/52004-07-15  

不思議な読後感。

上巻を読み終わった段階で、一体どうやってまとめるの?と思いながら下巻を読み進めましたが、最後はきちんとまとめてきました。オオなるほどな、といったところ。「半身」を凌ぐ傑作とは思いませんが、19世紀のロンドンがリアル。2人の少女の心理描写がリアル。訳もよいです。

(6人中、3人の方が「このレビューは参考になった」と投票しています。)



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