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黄昏のポジョニ・ウッチャ

商品情報

黄昏のポジョニ・ウッチャ

黄昏のポジョニ・ウッチャaws

カスタマーの評価:5.0/5
  • 著:トーマス青木
  • 編集:佐田 満
検索する >> トーマス青木
製造・発売:リトル・ガリヴァー社
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形態:単行本
総ページ数:290
発売日:2007-12-10
[ 和書 ]
定価:¥ 1,890
中古品最安値¥ 1,118 (計 4 件)
Amazon価格:¥ 1,890
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カスタマーレビュー

評価:5/52008-01-31  

魅惑のせかいへ、、、

淡々と独特な軽いタッチで書かれている文章。 が、たくさんの工夫が凝らされている。
「読者が軽く読めたとしたら、その影にたくさんの工夫がしてあるはずである」
と言う解説を読んだことがあります。
 まさにこの本は、その解説を思い起こさせるもの。 技巧が見えないからこそ、読者の頭脳の引出しのパーツを全部出して組み立てる。 つまり、この小説の文脈は、読者自身の形容詞を引き出し空想世界を組み立ててくれるのだ。
 私自身、一度も訪れた事がないのに、文脈から浮かび上がるヨーロッパの街並みは、絵画を鑑賞しているようだ。 読者に石畳の道路を歩かせる。 その道路を挟んで立ち並ぶ古い建造物や街路樹を映し出す。 さらに、滔々と流れるドナウ河の風情も写実絵画のように見えてくる。 そんな古い街並を舞台に繰り広げられるショービジネスの世界に関わる人々の物語は過去に類なく、ストーリーはかなり独創的かも。
時代背景は1990年初頭。 舞台はハンガリーの首都ブダペスト。 単身でヨーロッパ大陸に立ち、自分の道を切り開こうとしている主人公。 組織や企業の集団で動くことの得意なはずの日本人としては、たいへん珍しい種類の主人公。 非日本人的な主人公(本田幸一)は、この先一体どうなるのだろうか?
この物語が始まったばかり、続編の発刊が待ち遠しいです。

(3人中、2人の方が「このレビューは参考になった」と投票しています。)

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