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「ハリー・ポッターと死の秘宝」 (上下巻セット) (ハリー・ポッターシリーズ第七巻)

商品情報

「ハリー・ポッターと死の秘宝」 (上下巻セット) (ハリー・ポッターシリーズ第七巻)

「ハリー・ポッターと死の秘宝」 (上下巻セット) (ハリー・ポッターシリーズ第七巻)aws

カスタマーの評価:4.5/5
  • 翻訳:松岡 佑子
検索する >> J. K. ローリング
製造・発売:静山社
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形態:単行本
発売日:2008-07-23
発売日:2008-07-23
[ 和書 ]
定価:¥ 3,990
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カスタマーレビュー

評価:4/52008-09-19  

それまでの伏線の謎が分かり、面白かった

この7巻を読んでみて1巻から読み直さないと分からない伏線が多い様に思った。
内容については、
第1に、死食い人達がハリーを捕まえてヴォルデモードに殺させようと包囲網をしく流れから、如何にして逃げ回る逃避行の面もある。
第2に逃避行の最中に、ヴォルデモードはダンブルドア校長の遺品、
ビードルの物語に語られている3つの死の秘宝にあった、
無敵の杖を探す上で、多くの人を殺していく。
第3にダンブルドアの遺言であった、ヴォルデモードの分霊箱の探し破壊しながら、ヴォルデモードの念に取り憑かれたハリーの性格が分裂していく状況と彼を支える周囲のロンの一族とハーマイオニー達、味方人々の暖かい心理描写が織り込まれている。
第4は遺品を残して亡くなったダンブルドア校長がハリーに抱いていた思いと期待、
スネイプ教師が故意に主人公に、意地悪い態度をしてきた理由が、
過去の映像等の文章で著している。
最後はホグワーツで死の秘宝から分霊箱の争奪戦へ目的が変わり、
ヴォルデモードと死食い人達との全面対決へと変わる。
それまでの伏線と謎が全て解けて面白い展開だった。
ただ導入部の逃避行の流れが上巻全部に該当しているので、長すぎた様に思える。
読む人は、人によっては厭きるかも知れない。

前半の本書によってダンブルドア像が剥がされる感じを受ける。が、
ダンブルドア、スネイプ等も、精神的にも脆い事実にも共感を覚える。
ハリーが青春時代を超えて大人になっていく過程において
随所随所に彼等とどの様に違う道を行くのかが読む者に納得をさせる。

しかし、素朴な疑問として、
下巻の終わりの頃にヴォルデモードとの決闘に一度殺されてからあの世に行き、
ダンブルドアとハリーが和解し、
この世に戻った後の世界で確信を持って戦う、
ハリーの意識とそれ以前のハリーの意識に落差と違和感を感じたことである。
おそらくこの箇所以降からが1巻を執筆した際に、
同時に著され、秘密にされていた最終原稿だったと推察される。

何故(ヴォルデモード関与世界では)
不死身に近い様なハリーが
4巻までは捨て身の英雄的な(少年的)意識だったにも関わらず、
5巻から(ヴォルデモードの所為か)弱い(大人的な)保身に回ってしまい、
5巻〜7巻まで多くの仲間の命が殺されてしまう展開に、
作者がしてしまった事に疑問を覚える。

4巻での捨て身の意識で5巻でのアズカバンで
(2巻のバジリスクに殺されそうになった時の様に死線を越えていたハリーが)
吸魂鬼達と死闘を守護霊と元気になる呪文を
組み合わせた魔法の連発をあみだして、戦いぬいて欲しかった。
この巻で描写されているローリング氏が描いたハリーの死後の世界の意義をもっと
全巻で一貫して掘り下げて読ませて欲しかった。

死の可能性1、吸魂鬼に殺される場合
不幸にもハリーが負けて吸魂鬼になってしまうと、
吸魂鬼に魔法世界がヴォルデモードを含んで支配され、
複雑な形で破綻してしまう可能性もある。
等を考えると戻らざるを得ない運命か、
不死鳥やドビー等の全員で
吸魂鬼達を打ち負かす必然性があったのではないか。

死の可能性2、死食い人に殺さる場合
死食い人達との決闘でハリーが殺される可能性には、
ヴォルデモードの闇の刻印が死食い人達の腕から消えてしまうかもしれない。
最終巻を読む限り、
ヴォルデモードの命が仲間によって殺されるという
不都合さが生じるのではないか。

以上の点を考えてみるとハリーポッターシリーズ全体の物語の構成が
5巻を分岐点として大きく変わっていく可能性がある。

それ故、5巻以降にも絶えず、限界に挑み、
超えていくハリーの活躍を見てみたかった。
個人的には吸魂鬼達との戦いで編み出した独自の技があり、
その技で死食い人やヴォルデモードとの最終決闘に持ち込むような
強烈な構成での展開を読んでみたかった。

(5人中、3人の方が「このレビューは参考になった」と投票しています。)


評価:5/52008-09-18  

ひとつの世界にさようなら

結論からいえばやはり、後世に残っていく作品だなと思います。ファンタジーは、一つの別世界がしっかり描かれていることが一番大事なのではないか、と私は思うからです。さとうさとるの「コロボックル」、「指輪物語」の中つ国、「ナルニア」、大地の子エイラの「過去の世界」、「十二国記」、ファンタージェン。
何度でもたずねたくなる、登場人物にあいたくなる。「かかれなかった」部分を想像できる、そういう作品はファンタジーとして、命を持っていると思うのです。
あれこれとメディアに載せられ、作者も翻訳者も急ぎすぎたのが残念ではありますが、お二人には感謝です。一巻が出たとき、おなかにいた娘も、約一年かけて7巻までを読破しました。「わかった」かどうかはともかく、それをさせてくれるだけの「強い力がある作品」の証拠ではないかと…。
スネイプが「雌鹿」を出して、「永久に」というシーン。もし、スネイプ先生が今生きている「ハリー」を愛せたら、同じ死ぬにしても幸せだったのになあと思います。思いの強さに敬意を払うとともに、哀れです。ダンブルドアもだから泣いたのかな。それとも、本当は愛せていたのかな?だから勇気をもち続けられた?その命を大切に思う時点でそれは愛なのかも知れません。
残念なのは、「ジニー」をもっと描いて欲しかった。チョウのほうがまだいきいきしています。
ということで、これからあれこれこの世界と登場人物たちの「書いてない」部分を想像して楽しもうと思います・・・。

(5人中、4人の方が「このレビューは参考になった」と投票しています。)


評価:2/52008-09-17  

ストーリーは面白かった

やっと完結しました。特にこの最終巻は面白かったです。
が、皆さんのレビューにもある様に、翻訳が最低でした。
解説上での三人称の乱用など、子どもが読んでいて、それら翻訳上の間違い・勘違いを理解できるのかと思うと、日本の子ども達にとっては非常に可哀想な仕上がりです。翻訳者にはその責任の自覚があるのでしょうか。。。
作品が終わりに近づくことで、翻訳も良くなっていくことを願っていましたが、翻訳に費やした日数が何だったのかと思う程、進歩していないですね。
翻訳者が違っているだけで、もっと楽しく正しく読めたのかと思うと非常に残念です。

(13人中、11人の方が「このレビューは参考になった」と投票しています。)


評価:4/52008-09-17  

上下巻セット販売

毎回思いますが、セット販売をやめてほしかったです。
長時間飛行機に乗るのに空港でとりあえず上を買おうと思ったけどセットだったので重くて断念しました。高額なので、セットだとなかなか買う勇気もでないこともありました。

様々な誤訳が明るみになっていますが、やはり訳がイマイチでした。
とくに今回の巻は、理解できない難しい日本語の単語、今時誰も使わない言葉遣いにイライラさせられました。子供は理解できるのでしょうか?

それから、訳者あとがきで、自分はこんなに頑張った、みたいなことを書かれてとても興ざめでした。でしゃばりすぎでしょう。

(12人中、9人の方が「このレビューは参考になった」と投票しています。)


評価:1/52008-09-11  

どのような価値も結局見出せませんでした

 これだけの文字数、冊数ですから、この本を読んだ方は既刊を面白く読めたひとなんだろうなと思いますが、私にはどこが面白いのか判らなかったです。翻訳が良くないのは児童書としては致命的な欠点だと思います。子供に良くない・・・のでは?
 内容も作者がどのような哲学をもっているのか、メッセージは?何かあるのかもと思って読んでましたが、価値あるものは見つけられなかった。人種、職業に対する差別への批判はちょっとはあるかなと思いますが、「よくないよね。」程度ではないでしょうか。登場人物も個性が多少とも感じられたのはハーマイオニーだけでした。
 もっとすばらしい本が他に沢山あるのにと思います。子供達の本離れを改善した事だけは評価できるかもしれませんが、本って大して面白くないなと思った子供も沢山いるのでは?

(16人中、10人の方が「このレビューは参考になった」と投票しています。)

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