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腐蝕生保 上巻

商品情報

腐蝕生保 上巻

腐蝕生保 上巻aws

カスタマーの評価:3.0/5
  • 著:高杉 良
検索する >> 高杉 良
製造・発売:新潮社
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形態:単行本
総ページ数:397
発売日:2006-11-14
[ 和書 ]
定価:¥ 1,890
中古品最安値¥ 76 (計 23 件)
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カスタマーレビュー

評価:2/52007-10-20  

会社内部のウダウダした話

モデルがあるのかもしれないが、これだけ読むと会社内部のウダウダとした出世競争の話にすぎない。もっと社会問題に切れ込むような視点がないと・・・。登場人物のキャラがさっぱり浮き立ってこない。描写が浅いという印象。「流刑地」みたいに性的描写が続きすぎるのもちょっとどうかと思うが、なんかとってつけたような「浮気」関係の場面があるのも、なんだか・・・・。

(2人中、1人の方が「このレビューは参考になった」と投票しています。)


評価:3/52007-04-15  

業界用語が分からない者には無理

正直読み慣れない分野の小説でとまどった。
経済小説が好きな男性向けなのか。
全く業界知識のないものには、読みにくかった。
まず、カタカナ英語のままの業界用語がわからない。
この程度の知識のないものを読者として想定していないのか?
女性の立場で読むと結構違和感がある。
何度も主人公をトイレに行かすなよ、そんなこと読みたくないとか。
有能な女性がどうして主人公と浮気したがるのか、単に男の願望じゃないのとか

内容も「腐蝕生保」なんて言うから生保全体の在り方に警鐘を鳴らすのかと思うと、
一生保の内部の出世競争、男の嫉妬、トップが悪いとこんなに会社は活気をなくす、ゴマすりばかりになる
そんな中で一人正義の勇士の奮闘みたいな話で終始する。

生保で働くセールスレディの厳しさ・ノルマの過酷さなど教えられたことも多いが、
結局中途半端で終わってすっきりしない。


(11人中、9人の方が「このレビューは参考になった」と投票しています。)


評価:3/52007-01-09  

取材は素晴らしいが描写が薄っぺらい

日本生命をモデルとしており、内部者を味方に付けて綿密に取材を行っていることがよく分かる。相互会社であるためにこれまであまりその実態が世間に明らかとされてこなかった生保の経営のひどさを深くえぐっており、この点は評価。ただ、これは高杉良の小説に共通して言えることなのだが、夫が浮気は当然の猛烈サラリーマンで妻が貞淑な専業主婦という古典的な家族像を前提としているところ、そして意図的になのか社内の権力闘争を膨らまして書きすぎているところが薄っぺらく感じてしまい、ちょっと描写に嫌悪感を持ちながら読み進める感じ。せっかくよい取材をしているのにもったいない。また、この小説、エンディングが中途半端なのだが、続編を前提としているからなのだろうか。ちょっと読了後の後味が悪かった。

(9人中、7人の方が「このレビューは参考になった」と投票しています。)


評価:2/52006-12-19  

帯の文句に釣られたけれど・・・

「ここまで書いていいのか?!」私は生命保険業界の仕組みに興味があり読み始めました。確かにそれと分かる企業名、登場人物、地名設定そして1エリートとしての主人公設定等々舞台は出来上がりました。しかし主人公にすら私は魅力を感じませんでした。あらゆる登場人物がステレオタイプであり、2時間ドラマ風です。舞台が具体的であればあるほど登場人物が浮いてしまう、フィクションとノンフィクションの狭間を縫わなければならない小説の限界かも知れません。個人としてもチームになっても「サラリーマンてこんなに単純じゃあないよね」「もっと考えるよね」と自問自答しながらの読書となりました。舞台装置としての生保の仕組みは分かったけどどんな人が働いて生活をしているか、と言う事は見えてきません。又連載ものの為か下巻の最終ページになっても話が終わりません。この次は続編があるのかと思わせるような雰囲気も気になりました。私にとってこの本は3700円余りの無駄遣いでした。

(10人中、8人の方が「このレビューは参考になった」と投票しています。)


評価:3/52006-12-12  

リーマンの、リーマンによる、リーマンのための小説。

リーマンの、リーマンによる、リーマンのための小説です。社内閥や出世のための駆け引きとかいわゆるサラリーマン・パワーポリティクス的なお話のリアリティに徹頭徹尾拘った本。週刊ダイヤモンド連載小説の単行本化です。

主人公・吉原は巨大生保・「大生」の同期TOPのエリート。ニューヨーク駐在→本社国際営業部を経て、現場最前線の支社→再び本社企画部という絵に描いたような出世コースを辿りますが、経営TOPは完全に「腐蝕」・・・会社を私物化する一方で現場には過酷なノルマをつきつけることに常に疑念を抱く。「あのセイホは経営が危ないみたいですから、財務体質が完璧な我が保険に乗り換えましょうよ・・・」的なトーク、いわゆる「風評営業」のような生保営業最前線の実態を描くことにもウェイトがおかれていますが、やはり中心に据えられているのは・・・「ゴマスリ」です。これができる人。できない人。主人公・吉原は勿論、後者。サラリーマン小説の王道ですね。ミドル層なら誰しもが感じる会社組織の矛盾。成果主義と情実の狭間・・・。

お父さんには涙モノのストーリー展開ですが、何せ居酒屋でグチっても「結局何も変わらない」んじゃあ、あまりにもリアルすぎでないの?とツッコミのひとつも入れたくなります。日本の会社の常識から考えれば、吉原が後半で辞表をチラつかせながらとる行動は「蛮勇」とも言えるかもしれませんが、読者が期待するような「オオっ!!」という展開を期待しても・・・。ネタばれになりますので詳しく書きませんが、ラストの部分、これ完全に尻切れトンボじゃないですか?テンポよくかつ少々お色気系ネタもありそこそこ楽しく読めましたが、アっと言わせる展開が無くちょっと不満。お暇なら・・・というところ。

(9人中、6人の方が「このレビューは参考になった」と投票しています。)

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