三島由紀夫とアンドレ・マルロー
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カスタマーの評価:
製造・発売:PHP研究所
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形態:単行本
総ページ数:256
発売日:2008-06-24
[ 和書 ]
定価:¥ 1,680
中古品最安値:¥ 1,298 (計 2 件)
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- 著:宮下 隆二
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カスタマーレビュー
評価:
2008-10-01
評価:
2008-08-10
表現者としての三島
三島とマルローというあんまり接点の無さそうな二人を繋げる技術はさすが。
戦後の革命危機に際して、二人の作家が取った行動とそのバックボーンを丁寧に書き分ける。今でこそ貴重な右派作家の代表みたいに扱われている三島であるが、本書を読めば右翼などとはまったく異質な存在だということがよくわかるはず。が、三島の印象画強すぎてややマルローの影が薄いか(笑)
それでも十分面白い良書だ。いちいちサマリー書くなんて野暮なことはしないので、興味のある人は読んでみるといい。
評価:
前作以上の力作か
前作『イーハトーブと満洲国』で、一部賢治マニアに衝撃を与えた宮下隆二氏の次回作である。前回は、法華経と宗教的ユートピアが大きなテーマとなっていたが、今回は一転して、「神なき時代」を中心テーマに据えた。ニーチェの能動的ニヒリズムと、天皇が人間宣言した戦後と。共産革命を、「神なき時代のユートピア運動」としている点などは、前作との関わりがちらりと覗いて、面白い。
三島由紀夫とマルローの関係は、結局、わかったような、わからなかったような…。しかしこれが、この作者の手法なのだろう。2人の人物の生き方を対照させることによって、時代の転換点を描き出している。その試みには、まずまず合格点を与えてもいいのではないか。
三島の自決だけでなく、東大安田講堂落城、フランス五月革命、ベトナム戦争とキング牧師やロバート・ケネディ暗殺とか、あの時代の懐かしい匂いがしている。女子供には、理解できんだろうが。
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