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大活字 春夏秋冬 和歌・短歌歳時記 (Sanseido’s senior culture dictionary)

商品情報

大活字 春夏秋冬 和歌・短歌歳時記 (Sanseido’s senior culture dictionary)

大活字 春夏秋冬 和歌・短歌歳時記 (Sanseido’s senior culture dictionary)

カスタマーの評価:5.0/5
著:佐佐木 幸綱
製造・発売:三省堂
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形態:単行本
総ページ数:526
発売日:2003-06
[ 和書 ]
定価:¥ 2,520
中古品最安値¥ 1,054 (計 2 件)
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カスタマーレビュー

評価:5/52005-12-23  

古今の季節の歌2600首厳選

「歳時記」と言えば俳句のもので、短歌にはそれがないことになっている。その常識を冒して本書がある。昔ならば、題詠趣味があったので、重宝がられるだろうが、今はそんな時代遅れのものはないので、顧みられないかもしれない。しかし、その季語〈ここでは歌語と呼んでいる〉でどんな歌が詠まれているか、知りたいとき、どうするか。やはりこのような歌の歳時記、その例歌が集められているものがほしい。それが本書である。
例えば、燕〈つばめ〉・玄鳥〈つばくらめ〉を詠んだ古今の名歌に次のようなものがあることが分かる。
燕来る時になりぬと雁がねは本郷思ひつつ雲隠り鳴く 大伴家持〈万葉集・4T44〉
わが重きこころの上によろこびのまぼろしなして燕飛べるも 窪田空穂〈老槻の木〉
 のど赤き玄鳥ふたつ屋梁にゐて足乳根の母は死にたまふなり 斎藤茂吉〈赤光〉【解説】大正二年の作。臨終に近い母を見守っている。深い悲しみの中にいて、天井を見上げると、そこには喉の赤い燕が二羽いるではないか。まもなく母は死ぬというのに。
また、現代歌人の歌まで例歌に採られていて親しみが湧く。
滝の背後はつね鏡なるかなしみをニーチェのごとき人に告げたし 水原紫苑〈客人〉 〈滝… 夏の部〉
マッチ擦るつかのま海に霧深し身捨つるほどの祖国はありや 寺山修司〈空には本〉 〈霧…秋の部〉(雅)

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