芭蕉の旅、円空の旅 (NHKライブラリー)
商品情報
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製造・発売:日本放送出版協会
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形態:単行本
総ページ数:285
発売日:2006-11
[ 和書 ]
定価:¥ 966
中古品最安値:¥ 380 (計 4 件)
Amazon価格:¥ 966
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- 著:立松 和平
製造・発売:日本放送出版協会
このカテゴリから 日本放送出版協会 の製品を検索する形態:単行本
総ページ数:285
発売日:2006-11
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カスタマーレビュー
評価:
2007-01-02
道を求め旅した二つの魂
“孤高の天才詩人”の印象があった芭蕉が、
世俗の栄達を求めて様々な挫折や逡巡を繰り返し、
もがき苦しんだ果てに、晩年になってたどり着いたのが、
「奥の細道」に代表される…」というより、「奥の細道」によって確立した、
「蕉風」であったこと。
そして円空。12万体作仏という、気の遠くなるような願を立て、
当時、“地の果て”だった蝦夷地…北海道の、
分けても当時の日本人が行ける極北にまで赴いて仏像を残した。
「あえて迷いの道にとどまり、人々の救済のために生き」
最後は“即身仏”…生きながら仏となって衆生を救済せんとした。
壮絶としかいえないその生き方。
立松が書く、「人生が50年しかない時代は、人は一生懸命生きなければならなかった。」
という生の切実感が、彼らの鋭利な生き様を生み出したのだろうか。
脱線を繰り返しながら行ったり来たりする文章ではあるが、
作者の芭蕉・円空への深い傾倒と愛情が感じられ、
その力に引きずられて最後まで読みきってしまう。力作である。
(4人中、4人の方が「このレビューは参考になった」と投票しています。)
