詩学叙説
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製造・発売:思潮社
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形態:単行本
総ページ数:284
発売日:2006-02
[ 和書 ]
定価:¥ 2,310
中古品最安値:¥ 2,200 (計 1 件)
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- 著:吉本 隆明
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カスタマーレビュー
評価:
2006-09-20
言語美の詩への試み-近代との闘い
言葉の表現様式の変遷の歴史を、作者の特性より言語の様式の普遍性の面から見極めようという、散文についての方法論『言語にとって美とはなにか』の、詩作品版の試み。
タイトルの最近の二論文は、七・五調の喪失と日本近代史の百年、初期象徴詩の問題で日本象徴詩の問題までたどり着いている。
他に著者の初期の詩についての評論があり、それらをあわせた全体としては明治から大正、昭和初期の戦争詩にまでいたる領域をあつかっている。
以後「現代詩」「戦後詩」までいきたい、やってみようというモチーフを著者は持っているという。
日本の近現代史の抱えた諸問題を、詩の表現の屈折、展開から見てゆくという、日本近代の日本人の精神史ともなっているとよめる。
そしてこれら日本近代の代表的詩人がつきあたった封建的遺制の問題は、現在も変わらず日本社会の閉鎖性の中に残されていることをおもう時、著者の戦後詩から現代詩までの見方、一部はこれから展開されるであろう仕事に、抜け道を託したい気もする。
