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「電通」文学にまみれて―チャート式小説技術時評

商品情報

「電通」文学にまみれて―チャート式小説技術時評

「電通」文学にまみれて―チャート式小説技術時評

カスタマーの評価:4.0/5
  • 著:渡部 直己
検索する >> 渡部 直己
製造・発売:太田出版
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形態:-
総ページ数:295
発売日:1992-06
[ 和書 ]
定価:¥ 1,733
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カスタマーレビュー

評価:4/52005-02-10  

文芸時評の正しきあり方

基本的に書評や文芸時評は作品を貶さない。それは出版業界における礼儀なのかもしれないが、評が出るということはほぼ確実にそれは誉める意図で書かれる。誉めたくないようなものは扱わないし、扱う場合も大抵なんらかの留保つきでの否定となる(「この作家の力量ならば、もっと良いものが書けるはずである」というような)。これはある種閉鎖的な内輪世界とも言える。
それに対し、渡部直己は実に民主的だ。彼は文芸誌に載っていた小説を「全て」読み、評価してしまうからだ。良い作品が誉められる一方で、ダメな作品は完全に否定される(しかし、黙殺はされない)。また、ただの印象批評ではなく、何が良くて何がダメなのかを分かりやすく示すチャート方式を採用しているのも印象的である。このフェアな態度は尊重されるべきだ。

(3人中、3人の方が「このレビューは参考になった」と投票しています。)

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