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日本の精神鑑定

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日本の精神鑑定

日本の精神鑑定

カスタマーの評価:5.0/5
  • 編集:福島 章
  • 編集:小木 貞孝
  • 編集:中田 修
検索する >> 内村 祐之 / 吉益 脩夫
製造・発売:みすず書房
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形態:単行本
総ページ数:643
発売日:1973-01
[ 和書 ]
定価:¥ 8,190
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カスタマーレビュー

評価:5/52002-09-15  

星6つでもいい#

よくこんな高い本を買ったもんだと思う。もう完全な死語なのだが「事実は小説より奇なり」っていうのがまさにぴったりの内容だった。新潮45でいつも犯罪の特集が組まれておりよく読むが、はるかに引きずり込まれる魅力というか迫力がある。テーマがものすごい“阿部定事件”“帝銀事件”“金閣放火事件”“メッカ殺人事件”“ライシャワー大使刺傷事件”まだまだある、‥‥ぜんぶで16件。構成は編者による事件概要の解説からはじまり、犯行事実、家族歴、本人歴、現在証(身体所見・精神所見)、犯行前後の精神状態、診断と考察、そして鑑定主文という流れで各鑑定書は成り立っている。とくに興味をひくのは鑑定人とのインタビューで語られる本人の言葉。“劇的な”期待など吹き飛んでしまう、自分と何ら変わらないフツーの日本人。そのことがかえって現実感を呼び覚まし、事件の衝撃を再認識することになる。平成の御世は同種の事件が溢れんばかりだ。同じ福島章氏の編著になる“現代の精神鑑定”もなんとかやり繰りして手に入れようと考えている。いまや他人事ではなく、身近で凄惨な事件がごく普通に起きる世の中になった。背景を理解しておいてもけっして損はない。

(11人中、10人の方が「このレビューは参考になった」と投票しています。)

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