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田舎暮らしに殺されない法

商品情報

田舎暮らしに殺されない法

田舎暮らしに殺されない法

カスタマーの評価:4.0/5
  • 著:丸山 健二
検索する >> 丸山 健二
製造・発売:朝日新聞出版
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形態:単行本
総ページ数:181
発売日:2008-05-07
[ 和書 ]
定価:¥ 1,365
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カスタマーレビュー

評価:4/52008-08-24  

心して、そして肉体を考えて田舎暮らしを考えよ

2004年まで芥川賞最年少受賞記録を更新していた(23歳で受賞)丸山氏(1943年生まれ)の信州安曇野暮らしから見た痛烈なお気楽田舎暮らし夢想者へのアドバイスと言った感じでしょうか。
都会に住む気の弱い、そして桃源郷を求めて止まないサラリーマン定年前あるいは団塊の世代の方はあえて読まない方が良いかもしれませんよ。
だって田舎で強盗に対峙した場合の刺し違える方法までありますから。
また、中年の自分の様にいつかは田舎暮らしと夢見ている人々は心して読んでおくとかなり役に立つでしょう。都会暮らし人の心理と田舎の人の心理を実に的確に綴っています。そして、酒もタバコもやめられないような輩は田舎ではサバイブ出来ないと言い切ります。まったくもってごもっともと首を垂れてしまいました。
安易に田舎暮らしを考えるなら、分譲の別荘を購入して同じ価値観の都会人と暮らすことをアドバイスしています。しかし、その分譲地も管理費を払い続けても親会社が倒産したり当初のサービスが提供されなくなったりと散々な例もあることを現地から指摘しています。

田舎暮らしの心構えだけでなく衰えていく肉体の事も十分考慮して野垂れ死にする覚悟がないと楽しい田舎暮らしは出来ないのであります。
納得の一冊でありました。そして筆者は日本の文壇とも線を劃しているという、それもまた良い。

(5人中、4人の方が「このレビューは参考になった」と投票しています。)


評価:5/52008-06-17  

田舎暮らしの前に一読を

漠然としたイメージのみで、田舎暮らしを始めてしまうと、後々苦労する可能性があることが、具体的事例によってハッキリと見えるようになる。逆に、どのようなリスクがあるか、ハッキリと書いてあるので、事前に対処方法も考える事が出来て、非常に参考になった。一般的に中々表に表れない情報なので、これからの人生に「田舎暮らし」という選択肢がある方は、読んで損はないと思う。

(8人中、7人の方が「このレビューは参考になった」と投票しています。)


評価:5/52008-06-17  

普通の田舎暮らし本に飽きた人へ

賊に押し入られた時のための「手製の槍の作り方・使い方」のくだりは実に興味深く読めた。「ためらうことなくその背中を刺してください」とか「とりわけ肝心なのは、武器を使用するときの、相手の鳩尾を突く練習です」とか。なかなか茶目っ気があるではないか。茶目っ気を感じるどころか不快に感じる読者もいるかもしれないが、行間を読む力量を持つ読者であれば、丸山健二がイタズラっぽい笑みを浮かべながらこの部分を書いている姿を想像できるはずだ。普通の田舎暮らしの本にない情報が満載。

(6人中、5人の方が「このレビューは参考になった」と投票しています。)


評価:4/52008-06-11  

団塊・60歳定年前・田舎志望に劇辛の1冊

タテマエの世間とは一線も二線も画した著者の孤高暮らしの随筆路線に共感する読者には、ほぼ納得の辛らつな1冊である。今回は安易な田舎暮らしイメージに対して、経験者として様々な批判的視点で警鐘を鳴らす。過激なタイトルだがローカル希望者は事前に読んで自然の厳しさと人間関係が参考になるであろう。
狭い社会の陰湿ぶりや選挙など日本社会の原点を指摘する部分は新聞には書かれない世界で改めて参考になる。田園のイメージとは異なる農作業の騒音・薬剤散布も落とし穴か。強盗相手に槍で応戦を勧める段はこのご時世では都市生活者の方が一面マジで心得る必要はあるかも。
読者が60歳定年間近の都市のサラリーマンを想定しているようで、酒と長期間の弛緩した生活を否定するキツイ舌鋒を「あなたは・・・」とダイレクトに向けられるのでちょっと戸惑う。

(7人中、6人の方が「このレビューは参考になった」と投票しています。)


評価:4/52008-05-24  

純粋に面白かったです

「まだ見ぬ書き手へ」、「生きるなんて」の路線が好きな人には
大変面白く読めるエッセーです。
槍で突くシーンなどは読む人によっては不快かもしれませんが、
不真面目なワタシなどは大声を出して笑ってしまいました。
モンティパイソンのユーモアのわかる人にはお薦めしたい一冊で
す。
ご本人は至って真面目に書かれているのかもしれませんが(笑)

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