犬は「しつけ」で育てるな! 群れの観察と動物行動学からわかったイヌの生態
商品情報
犬は「しつけ」で育てるな! 群れの観察と動物行動学からわかったイヌの生態
- 著:堀 明
製造・発売:築地書館
このカテゴリから 築地書館 の製品を検索する形態:単行本(ソフトカバー)
総ページ数:240
発売日:2007-01-22
[ 和書 ]
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カスタマーレビュー
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2008-05-23
評価:
2008-02-08
評価:
2008-01-30
評価:
2008-01-30
評価:
2008-01-09
飼い主に衝撃を与え、研究者に警鐘を鳴らす労作
快書である。現代日本の出版界に、このような(イヌの)本が出せる人物(編集者を含めて)が存在している、
という事実に膝を打った。いや、正直にいえば、驚きを禁じえなかった。
分析的でありながら、時に飛躍さえ見せる論理展開とユーモラスな語り口は、読み物としてまず成功している。
おそらく過去に明かされたことのないイヌたちの生態について、掘り下げた研究成果が披歴されていることにとどまらず、
イヌの内的世界(=心理)についての興味深い考察がされている。
また一方で、底流に、鋭い人間・社会観察や文明批評があり、この著者の奥行きの広さを感じさせる。
2章のイヌのけんかの描写に始まって「同調する」習性を解説したくだりや
3章のペットビジネスの構造的問題点を指摘したくだりは、特に迫力がある。
ここは本書の最大の読みどころといえるだろう。
(イヌの)研究者は、真っ先にこの書を読むべきである。きっといい刺激を得るだけでなく、学ぶべき点も少なくないだろう。
イヌの飼い主が読めば、戸惑いを隠せないのはわかる。
イヌの本質に迫った本書の記述は、読む者に一様にショックを与えるからだ。
この著者の見地に立つなら、それにしても世の中には、いかに誤謬と偏見に満ちたイヌの本があふれているか、
改めて驚きを禁じえない。
欲をいえば、2章で、イヌの内的世界についてもう少し書いて欲しかった。
(4人中、2人の方が「このレビューは参考になった」と投票しています。)
評価:
興味深いが良くも悪くもアマチュアによる観察記録
これは犬の育て方の本ではない。イヌの社会、イヌの生態の本である。タイトル後半の通り。タイトル前半を見て「こう育てろ!」というアドバイスを期待するべきではない。この本で「手遅れ」とされるイヌの飼い主にとっては、最後近くの「飼い主とさえ仲良くできればよい」というコメント以外あまり有効な情報はない。観察記録として読むとおもしろいが、著者は感じたことをそのまま書いているのだろう、事実と解釈とを混ぜているなど、アマチュアの労作の域を出ない。著者流の解釈に呑み込まれないよう距離を置きつつ読むべき本である。日高敏隆先生の本(訳書含む)あたりを何冊か読んでいると違いがよく分かる。とはいえ、タイトルに「動物行動学」などとあるせいでつい点が辛くなるが、膨大な観察事実による迫力は認めざるを得ず、その点について価値を認めるのにはやぶさかではない。
ところで、イヌがイヌだけの群れで生きるのをやめて久しく、もはやその本能・文化は自然の選択圧の元にはない。偽遺伝子同様に壊れても問題ないかも知れない。血統は人間が維持する。むしろ人為選択圧の方が強いかも知れない。そんなイヌの群れの振る舞いが本当に「イヌの本当の姿」なのかどうか、この本を読みつつ疑問に思った。(8人中、5人の方が「このレビューは参考になった」と投票しています。)
評価:
犬との生活を楽しめるようになりました。
今まで、たくさんの犬のしつけの本を買いました。しかし、しつけをやればやるほど「何か違う」と疑問に思ったりしていました。
しかし、この本に出会って、「そうだったんだ」と、私の視点からでしか犬を見てなかった事に気づきました。今では、肩の力も抜いて、「あるがまま」の犬との生活を楽しめるようになりました。今犬を飼ってるかたも、今から犬を飼うかたも、是非読んでいただきたい一冊です。(5人中、3人の方が「このレビューは参考になった」と投票しています。)
評価:
大切なメッセージです。
現在、犬と暮らしている人は一緒に暮らしている子がもっともっと愛しくなります。
そして、これから犬と暮らしたいと考えている人には何が大切かを教えてくれます。
『犬の生態』について解りやすく説明してあり、また、楽しく犬と暮らすために大切なことが
書いてあります。
是非犬好きのみなさんに読んで頂きたい1冊です☆(4人中、2人の方が「このレビューは参考になった」と投票しています。)
評価:
社会化に関してはうなづけるが
セリにかけてショップに陳列させるため早くから親元を離されてしまう子犬に問題行動の発症が多いことは数年前から言われています。
この本の中には子犬の社会化の大切さが書かれていてとても参考になります。
でも、子犬の時期に社会化をきちんとしなかった犬はもう手遅れ的な印象を与えます。
社会化を失敗した犬でも、ビヘイビアリストの手を借りるなどすれば社会化不足による問題行動はある程度解決できるようです。
この本では訓練士の名前とその著書を挙げて批判をしていますが、この本の著者は犬の行動学者でも訓練士でもなく、自分の経験則から語っているだけの印象。
しかも、この本の舞台はほとんどがゴールデンレトリーバーと言う『犬の牧場』というところ。
犬は野放し状態?
単犬種の群れと1,2年過ごしただけで犬全般に関して語るのはどうなのかなぁ。
普通の飼い主は、常に外に放牧状態の犬と暮らすわけではないので参考にできない部分も多い。
著者はしつけをどういう意味で捉えているのかわからないが、「これっていわゆるしつけじゃないの?」と思われる記述もあった。
犬の牧場に捨てられた犬を繁殖に用いたりしているようなくだりもあり、犬のしつけに関して語るための取材の舞台として相応しくないのではないかと言う印象もあった。
この本を買って読むよりもムツゴロウさんや石川さんの本、ダンバー博士、シーザーミラン、ジーン・ドナルドソンのほうがおすすめ。
社会化の大切さは『犬の行動学』がおすすめ。
(11人中、9人の方が「このレビューは参考になった」と投票しています。)
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