モーツァルト:レクイエム
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製造・発売:ユニバーサル ミュージック クラシック
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Disc:1枚
発売日:2001-10-24
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- アーティスト:ベーム(カール)
- アーティスト:マティス(エディット)
- アーティスト:ハマリ(ユリア)
- アーティスト:オフマン(ヴィエスワフ)
- アーティスト:リッダーブッシュ(カール)
- アーティスト:ウィーン国立歌劇場合唱連盟
- 作曲:モーツァルト
- 演奏:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
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収録曲目
[ Disc:1 ]
Track 1 : レクイエム・ニ短調
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カスタマーレビュー
評価:
2008-08-01
評価:
2007-03-10
評価:
2007-02-01
評価:
2007-01-21
評価:
2007-01-01
すべてはマティスの40秒のために!
このベームの演奏が不滅の世界遺産CDであることは既に多くの方々によって語り尽くされているだろう。
だから私はピンポイントの話をさせていただきたい。
それは2:40から3:20のマティスの歌声である。澄み切った天上への祈りは聴く者に深い感動と安らぎを与えてくれる。私も聴く度に涙を禁じえないし、何度このマティスの祈りに慰められたことか。
マティスが来日した際にこの話をし謝辞を述べたのだが、マティスは少し恥ずかしそうに微笑んで「ありがとう」と手を差し出してくれた。とても暖かくて柔らかな優しい手だった。
演奏後にもかかわらず真摯に接してくれたマティス・・・
あぁ、やはりこの人だからこそあの歌が歌えたのだ!!
評価:
人類への歌
歳をとるとともに、この曲を聴くことが多くなりました。
ベートーベンの第九が人類への喜びの歌とすれば、モーツァルトのレクイエムはその対極にある、
人類への哀の歌です。
残念ながらラクリモサ以降の後半はモーツァルト自身の直筆部分は少ないと思われますが、
終曲に入祭唱を再現させることで、かろうじて曲全体のバランスを保っています。
モーツァルト自身が書いていれば再現は変奏曲にしたのではないでしょうか。
いくつかこの曲の盤を聴きましたが
やはりベームの演奏が、重厚さ、優しさ、テンポの全てにおいて
優れているとおもいます。(9人中、8人の方が「このレビューは参考になった」と投票しています。)
評価:
レクイエム史上に残る素晴らしい演奏です。
私が初めてレクイエムを聴いた演奏がこれです。
正直、ここまで強く聴き手に迫るような演奏は、
そうめったにあるものではありません。名演と絶賛されている
理由がわかる名盤だと思います。
例えば、カラヤンがベルリンフィルと70年代に録音した演奏と
違うのは、1つ1つ踏みしめるように強く演奏をしている点。
合唱をこんなに強く演奏しているものは、あまりありません。
こういう演奏を聴いてしまうと、他の演奏がとても軽く感じます。
最初、私も想いが希薄では?と思ったほどです。
ただカラヤンの演奏と同じ点もあります。
今までのこの曲の演奏解釈?をそのまま踏習している点です。
要は細かな点でふつふつと疑問が湧くのです。
例えば、怒りの日で、「Quantus tremor est futurus」と
バスが3回繰り返す箇所があります。
実はここは繰り返す毎に強めるのがオリジナル。
例えばジュリーニもライブでそう演奏していました。
ワルターも、戦後のスタジオ録音ではそう演奏していました。
(この点は、時代を考えると凄い演奏だと思います)
ただこの時代はそれが最良だったのか、カラヤンもベームも
3回ともかなり強めに歌わせていました。
個人的には、録音を機会に、一度洗いざらい徹底的に見直しても、
凄い演奏ができたのに・・・と思うのですが、そういう時代では
なかったのでしょう。ベームもそういうタイプではないですし。
この点は今となっては不満に感じますが、それを考慮しても
一度聴いてみる価値はあると思います。
恐らく色々と他のレクイエムも聴きたくなると思います。
実際、私もそうでした。
※映画「アマデウス」での逸話はフィクションですので、念のため。(19人中、15人の方が「このレビューは参考になった」と投票しています。)
評価:
ベーム2度目の録音・荘厳な演奏
この演奏について、ある評論家は「ベーム自らが捧げた‘白鳥の歌’ではなかったか」と記したそうである。これはベームが死去した時に書かれた記事なのだが、たとえ、その記事がいつ書かれたにせよ、確かにツボを得た内容であろう。それほどにこの演奏はレクイエムに相応しい荘厳な演奏だと思う。
ベーム2度目の録音となるこのレクイエムは当時70歳半ばを超えた老巨匠が到達した最後の境地とも言えるのではないだろうか。彼の指揮は一瞬の隙もなく、感傷にひたることもなく極めて冷静にこの曲の持つ空気感を余すことなく伝えている。
特に、終曲「整体拝領唱」では曲の持つ哀しみがひしひしとこちらの胸に迫るのがわかる。
実はこの曲、多くを聴いてきたワケではないけど、「最後の境地」だけあってテンポはかなり遅いのではないだろうか。独奏者もベームの遅いテンポに合わし辛そうだが、それでも、ソプラノのE.マティスの澄み渡る声が心に響く。ウィーンフィルの演奏もベームの指揮に必死に応えている。ウィーン国立歌劇場cho.の合唱も素晴らしく、録音状態も当時(71年)としては最高水準だ。
なお、この曲はモーツァルトの遺作(未完成)ではあるが、この逸話については映画「アマデウス」で触れられているので、映画をご存知ない方は参照されてはいかがだろうか。(9人中、7人の方が「このレビューは参考になった」と投票しています。)
評価:
死の瞬間を感じた音楽
若い頃は何も感じなかったベームの音楽は、年齢と共に精神や肉体に感ずるものを深くしてくれています。
色々な演奏家のモツレクを沢山聴いたし、歌いましたが・・・昨年久しぶりに、このCDを聴きなおしました。
特に6番Confutatisの合唱部分、忍び寄る死の恐怖を感じさせるような男声部、対比して安堵を与える、天の声を歌う女声部、次第にこの2声部が重なり合っていく。そして7番 Lacrimosaに入った瞬間に「あ、モーツァルト死んじゃった・・・」と涙がこぼれた。
静かに天に昇る8小節。ここで本当に死を迎えたと伝えられています。
合唱のばらけは魂の叫び。ベームにモーツァルトが宿ったとまで思わせられました。
重厚な愛のある音楽が美しく悲しく伝わります。
8番以降は、代わりに筆をとった者達の、モーツァルトへの鎮魂歌として聴けます。
(11人中、10人の方が「このレビューは参考になった」と投票しています。)
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